音楽室ピックヨウル

雑司が谷のバイオリン教室

ソルフェージュって、やる必要あるの?

こんにちは。ピックヨウルだよりです。
音楽室ピックヨウル、レッスンに来てくださる方が少しずつ増えつつあります。
仕事・学校帰りに、お休みの日に、家事の合間になど、皆さんお好きなタイミングでいらしています。
「バイオリンを習う」というと身構えてしまいがちですが、なんというか、特に大人の方は「買い物ついでにちょっと行ってくるか」みたいなノリでいらしていただいてOK、な雰囲気のレッスン・音楽室作りを心がけています。どうぞお気軽にお問い合わせください。

 


さて、音楽室ピックヨウルでは、バイオリンレッスンのほかに、ソルフェージュ・楽典レッスンも行っています。
ソルフェージュは楽譜を読むための基礎訓練。楽典は、音楽の基礎的な理論です。
私はこれらに、音楽大学を受験する人以外にも触れてほしいと思い、音楽室レッスンに加えました。

 

え~~?ソルフェージュって、子供がやるものでしょ~?
楽典って、音大受験でしか必要ないでしょ~?

 

とか、まあ、そんなイメージですよね。
楽譜を読むことなんて、楽器を習えばそのレッスンの中で自然に出来ていくもの。わざわざ別個でレッスンする必要などない、と思うでしょう。
趣味で楽器を弾くのだったら、楽譜を読めて演奏できれば十分、理論を学ぶことなど必要ないと思うでしょう。

 

Don’t think.Feel!! なんて、言いますものね。

 

でもわたくし、この考えには反対です。(この台詞のみ切り取って礼賛することに反対、と言ったほうが良いでしょうか。)これ系の主張ばかりする演奏家に対しては、放送禁止用語も辞しませんっ。
そりゃ、考えてばかりの理詰め演奏は、さぞかしつまらないことでしょう。だからと言って、大昔の外国のものであるクラシック音楽をするのに、その歴史とルールを無視して自己主張ばかりの音楽をする人なんて、(ピーーーーーー)!です。

 

ご参考まで↓



古代ギリシャでは、音楽は数学などと同様に世界の本質を知るための学問でした。西洋クラシック音楽は、その系譜にあります。(時代の流れの中で少しずつ、楽しむもの、表現するためのもの、の要素が加わったのです。)

 

フィーリングで数学が楽しくできますか?私はできません。しかし中学高校時代、公式を覚え、それに当てはめて計算していくときは自分の中でリズムが生まれ、とても楽しく感じたのを覚えています。
覚え、理解し、体得した後に感じる。まずはこれが音楽だと思うのです。いきなり「感じる」ことが許されているのは、大天才だけです。

 

そうでない世のほとんどの方は、ルールを知ったほうがお得です。
ただのよくわからない音のシャワーだと感じていたものに、はっきりとした「型」を見て取ることが出来るようになるからです。すると、聴くにも演奏するにも、さまざまな実感を伴って音楽を味わうことができます。

 

このような考えがあるために、ソルフェージュ・楽典レッスンを設けています。ソルフェージュをやる必要、あるんです。
「クラシックはわからない」「音楽は向いてない」なんて自分やお子さんに対して言う前に、とりあえずルールに触れてみませんか?

 

こんな文法めちゃくちゃな日本語の長文が最後まで読める方に、「クラシックがわからない」はずは、ないと思いますよ。